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【アスリートレポート】戸取大樹選手
海外遠征レポート Waimate caledonian Games

1月から2月にかけて、ニュージーランドへ遠征を実施しました。

遠征国名 ニュージーランド
大会名 Waimate caledonian Games(1月23日)
Tour of Timaru (1月30-31日)
New Zealand Bank Track Championship (2月6-7日)
期 間 2016年1月20日-2月9日
成績結果

■WAIMATE CALDONIAN GAMES

1,600m Handicap race 1位

5,000mPpoints race 1位

450m Scratch race 1位

3000m Handicap race 1位

Skating Triathlon (skate / bike / run) 1位

 

■TOUR OF TIMARU

Overall

1) Ollie Jones (CHRISTCHURCH)

2) Dale Christoffersen (SOUTH COUNTABURY)

3) Andrew Reichert (USA)

4) Hiroqui TOTORI

 

Individual Result

[DAY1]

300m TT 3rd

1,500m 4th

5,000m 3rd

200m flying 3rd

500m flying 5th

1,000m pursuit 5th

10,00m 3rd

10,000m Elim 4th

 

[DAY2]

Hillclimb Sprint 3rd

100m sprint 4th

3,000m 5th

Cross Country 1,500m 2nd

Cross Country 5,000m 3rd

 

■NZ BANK TRACK CHAMPIONSHIP

300m TT 5th

1,000m 5th

10,000mPE 5th

15,000mE 4th

500m 3rd


 

昨夏に中国のレースで同宿したニュージーランドナショナルコーチのビル・ベッグ氏の招きで、三週間に渡って滞在し、三つの大会に参加しました。最初のワイマティ・カレドニアンゲームズは、ティマルーの隣市で開催されている大会で、100年以上の伝統があります。1周400mの自転車用トラックを使用してのレースで、ハンデレースやスケートトライアスロンなど変化に富んだ大会でした。幸いすべてのレースで1位をとることが出来ました。イベントとしてはスケート以外にも自転車や陸上競技も同時開催していて、地元のバグパイプ楽隊の演奏もあり、にぎやかな大会でした。

 

続くツアー・オブ・ティマルーも40年以上つづく伝統のツアーレースで、過去にはビル・ベッグ氏自身も参加していたそうです。海外からもアメリカのファクトリーチームの他オーストラリア、アルゼンチンからも参加がありました。2日間で20近いレースをこなす強行日程に加え、翌週のナショナル大会とほぼ同じ選手が参加しており、厳しいレースが続きました。ツアーなので総合争いが重要ですが、個別の種目で2位、3位に入り、特に苦手意識のあった短距離種目での入賞が嬉しい結果となりました。

 

レースとしては、NZスプリントチャンピオンのクリストファーセンと、世界選手権ジュニア銀メダルのオーリー・ジョーンズに僕とMPCファクトリーのアンドリュージョーンズが絡む展開となりました。他にも世界選手権のNZ代表が揃う中でしたが、300mでプライベートベスト、終盤の工場敷地内のクロスカントリーステージでオーリーに次いで2位に入り、総合で4位となりました。

 

最終週、バンクトラック選手権はニュージーランドの最高峰ナショナル大会です。異常気象のため気温が乱高下する中で(30℃の真夏日と12℃の冷たい雨の日が入れ替わるような天候)大会前の木曜日から風邪をひいてしまっての参加でした。レースはやはり甘くなく、初日はすべて5位に終わりました。2日目になんとか持ち直してきて、最終の500mで予選をくぐりぬけ、決勝3位に入れたのが今回のハイライトでした。

 

現地での食事は、日常ではまったく気にせずなんでも食べる方ですが、レース中はかなり気を使います。昨秋、世界選手権で食事の調整を失敗したこともあり、以降とくに満腹にならないよう微妙な調整をしています。エナジーバーを少しずつ入れて様子を見て、とできたのが今回とても良かったです。2つ目のツアーオブティマルーではそのあたりがかなりハマったように思います。


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