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【アスリートレポート】塩野絵美選手
2011 IRONMAN 西オーストラリア レースレポート

日時 2011年12月4日(日)
場所 西オーストラリア州 バッセルトン
天気 晴れ
距離 S 3.8k B 180k R 42.2k
結果 10時間00分23秒(プロカテゴリー8位)

 

 いつもならシーズンオフに入っている時期ですが、アイアンマンハワイ出場に向けてのポイント獲得の為、このレースに出場しました。開催地のバッセルトンは静かな田舎町。レース前ものんびり過ごすことができ、リラックスした状態でレース当日を迎えることができました。

 プロカテゴリーのスタートは朝5時30分。 スイムコースはBusselton Jettyという片道1.8k以上ある桟橋を回って帰ってくる。 ドイツの女子選手と一緒のパックになり、最後まで一緒でした。今までのアイアンマンレースの中では一番楽に泳ぐことができたけれど、先頭とは10分以上離されてしまいました。

 バイクはバッセルトンの町を60k×3Lap。平地のコースなので5時間切りを狙っていました。序盤から身体が良く動いたのでプッシュしていきました。 横風はあったものの、気になりませんでした。90k地点で時計を見たら2時間30分。行ける可能性は十分にありましたが、左腕を蜂に刺されるアクシデントと3Lap目に入ってからの失速でタイムは伸びず、5時間8分。7位でランへ。

 バイク同様、序盤から身体が良く動いたので、いつも通りいける所まで行ってあとは粘る作戦で行きました。ランコースは10k×4Lap。2周目以降から脚が動かなくなってきました。小雨がぱらついていて走りやすかった前半も、後半に入ると晴れて暑さとの戦いに。20kあたりでイギリスの選手に抜かれ8位に後退。あとはひたすら粘って8位をキープするだけが精一杯の走りになってしまいました。

 

 何回レースしてみても、やはりアイアンマンは難しい、そう痛感しました。ランは走りこみ不足、後半失速の原因です。バイクは平地180kを同じポジションで走り続けることに慣れていなかったので、後半はその姿勢をキープすることに疲れてしまいました。今後はレースコースに対応する練習をもっと取り入れる必要があります。そしてスイムは課題中の課題。上位でレースを展開できるようになれば違った道が開けます。

 今回優勝した選手の3種目のタイムを見ると、全然届かないようなタイムではない、自分にも十分にチャンスはある。今はまだそこまでのレベルに達していませんが、諦めずにチャレンジしていれば必ずチャンスはやってくる。アイアンマンチャンピオンを目指して来年も頑張っていきます。

 今後も応援よろしくお願い致します。

2011年12月9日 塩野絵美

リザルト
1位 Michelle Bremer(NZL) 9:25:38
2位 Michelle Mitchell(AUS) 9:28:07
3位 Carrie Lester(AUS) 9:32:44
8位 塩野絵美 10:00:23

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