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【アスリートレポート】篠崎友選手
新島トライアスロン

競技種目 トライアスロン
レース名 新島トライアスロン
日付 2012年5月19日
場所 東京都新島村
結果 優勝 四連覇   1時間58分18秒

 今回で6回目の出場となる新島トライアスロンに出場してきました。年々出場者が増え今回は500名もの選手が集まりました。東京都の島でありながら都会とは全く違う『島』でのトライアスロンが満喫できる新島トライアスロン。大会へのリピーターも多い人気大会です。
 大会当日のコンディションは快晴、気温24℃、微風、波無し、とレースには好条件が揃いました。自分の体調も万全で望む事ができました。
 レースはスイム2周回、バイク3周回、ラン2周回の51.5kmで行われます。スタートは第1ウェーブから第4ウェーブに分けられ、自分は最終第4ウェーブからのスタート、先頭から6分後のスタートとなりました。
 スイムスタートをして早くも200mで2分前の第3ウェーブの集団の中へ、その後もスイム集団を出来るだけスムーズに抜いていけるようヘッドアップを駆使してコース取りをして進みました。透明度の高い海なので一番沖のブイの下であっても5mほど下の海底がしっかり見えるほどでした。最後までフォームを意識したスイムを心がけスイム上陸。第4ウェーブで3番手、タイムでは全体の6位でスイムフィニッシュ。少し距離が短いが第1ウェーブの平野司選手から2分程の遅れだったのでまずまず好タイムでした。

スイム 18分08秒 6位

 バイクコースはフラットな海岸線から島の中心の商店街を抜け、島の反対側の海岸へ、そこから農道の様な林の中を走るアップダウンとコーナーの多いスローコース。
 コースは完全に頭に入っていたのと、宮古島で見せられなかったバイク走力を実証する為にタイムを意識して1周目からギリギリのペースで走りました。
海岸線のフラットは追い風微風で時速47〜50km/h折り返して、向かい風微風で時速43〜45km/h、コーナーは他の競技者もいる為あまり攻められませんでしたが出来る限り減速をしないよう気をつけました。
バイク15km地点で同じ第4ウェーブでトップを走っていた柳井賢太選手を抜き、残すは第1ウェーブの平野司選手と杉原史浩選手のみとなりました。
バイクは毎年周回を重ねる毎にタイム落ちていくというような走りをしていたのですが、今回はケイデンス100回転以上を意識して前半のオーバーペースかと思われたペースのまま走り切る事が出来ました。
バイク20km地点で杉原選手を抜き、バイク30km地点で平野選手を抜きました。この時点でコース上全選手のトップとなりそのまま残り10kmもペースを落とさずに走り切った。メーターでは59分代だったのでアベレージ時速40km/hはオーバー出来た。トランジッションのタイムを足しての例年より5分近く、バイクラップで2位に5分29秒の差をつける事が出来た。

バイク 1時間01分15秒 1位

 ランはスタートから1km程斜度のある坂を上り、一気に下ってまた緩やかな上りと下りという周回コースを2周回。無理をするとすぐに脚がいっぱいになってしまうハードコース。
優勝はほぼ決定的な差を他の選手につけてからのランだったが自分のベストタイムを出したかったので脚の様子を見ながらもピッチを上げて走った。ここでもバイクの高回転が生きているようで脚の疲労度は少なく1周目の始めの上りでもフォームを崩さずに走る事が出来た。
2周目途中で痙攣しそうになるもギリギリ持ちこたえ、最後の長い下り区間は2kmほど前からすれ違う選手や沿道の応援に祝福されながらフィニッシュ地点へ。
最後は四連覇の『4』!!のポーズをしてからフィニッシュ。自己ベスト記録も更新して今回の目標は全てクリアする事が出来ました。

ラン 38分55秒 4位

 このレースでのペースは今年のレースの基準となり、昨年度からの成長率の指標にもなると思います、自分に自信を持って2012シーズンでまたひとつ上の舞台へと上がれるよう準備をしていきます。

 これからも御声援をよろしくお願い致します。

篠崎 友

使用提供品
ホイール:XENTIS MARK1 TT
ウェア:SUNNY FISHオリジナル
シューズ:アシックス ソーティーマジック
サングラス:BBB セレクト
バイクシューズ:DMT トライ
サプリメント:パワージェル バナナフレーバー/アスタビータ スポルト


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