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【アスリートレポート】松本駿選手
J2菖蒲谷レースレポート

期日	2012年4月15日
会場	兵庫県たつの市菖蒲谷　菖蒲谷森林公園特設会場
天候	晴れ　気温20度	コース	ドライ	距離	4km x 6laps = 24km
結果	3位

　前回の反省を教訓に、計算した食事としっかりとウォームアップ。コンセントレーションを高める時間を十分にとり、レース時間を進めた。知り合いや応援に駆けつけて下さる方々、会場で気を使って下さる方々にも些細な気配りがまた力となってレースへと集中させてくれる。

　予定通りにスタートラインへとコールされ、レースは始まった。いつも通りホールショットを決めて、林道を駆け上がる。無理無く、ペースを乱す事無く、呼吸を整え、周囲の荒い呼吸の中で冷静に走っていた。

　以前シマノレーシングでロードを走っていた島田選手が前を行く。ロードの大舞台で活躍した彼が、MTBにチャレンジして目の前に走る事は嬉しい事だが、そのままスルー。

　続く2周回には、斉藤、小野寺に続く3人で集団は形成され、後続を引き離し進んだ。登りでは一歩遅れを取る形だが、長年の相棒であるフルサスのトップフューエルはグングンと加速させ、シングル区間で一気に追い迫る。機材にしても、話題の29erを操る2人に対し、26インチで攻めてゆく。

　コースの特長からも小回りが重要視され、縦の動きに優れる29に対し、小回りの操作性が有効な26インチの特長を生かし進んだ。

　2周目の中盤で小野寺選手が、リズムを狂わせ隙をついて2位で進む。入り組むシングルと折り返しで時折すれ違う斉藤選手の様子を見ながら、その差は大きく変わらずに終盤まで続いた。お互いの得意な所でスピードはあがり、20秒まで迫る所があれば、50秒程まで広がる所もあり、気が抜けない。

　コースもJ2と言えど、J1よりも難しいセクションもあり、走り応えがある。バンクもあれば、キャンバーもあり、ヨジレに強い15mmアクスルが無駄な力を使わずに進む。さらには、ミトス2.25が路面ベストコンディションであるが故、最高のコーナーグリップし、激坂もスリップする事無く、もがき倒せた。

　3名で進む展開も一度ばらけて、このまま終える事かと観客に思わせたが、小野寺が脅威のペースで追い上げにより、再びパックで進んだが徐々に離され、斉藤はペースダウンしていた。

　結果、そのままゴールとなりレースは終了。内容的には、良い仕上がりである事を確信出来た大会となった。次のレースは、5月6日いよいよジャパンシリーズが開幕となる。しっかりとトレーニングし、ビクトリーロードで進みたい。

　多くのスポンサー様方と、現地での応援、ファンの方々、本当に応援ありがとうございました。

TREK 松本駿

機材

バイク

TREK/TOPFUEL9.9SSL

ホイール

SHIMANO/XTR

メインコンポーネント

SHIMANO/XTR

ハンドル

BONTRAGER/RXL LOWRISER

シートポスト

BONTRAGER / XXX

サドル

BONTRAGER/Evoke Inform Carbon

サスペンション

(前)FOX RACING SHOX /32FLOAT FIT RLC 100mm 1.5"taper 15QR (65psl)
(後) FOX RACING SHOX /2012 Float RP23 Adaptive Logic Boost Valve (Kashima Coat)(145psl)

タイヤ

IRC/Mythosxc (F&R) 26x2.25 (2.0psl)

ヘルメット

OGK Kabuto/REDIMOS　トレックワールドレーシングカラー

サングラス

OAKLEY /JawBone & Light +Red

シューズ

Shimano/SH-M315E,CustomFit

チェーンオイル

Finish line/WET & Ceramic Lube

サプリメント

Grico/Powerproduction　