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【アスリートレポート】前田凌輔選手
NTTトライアスロンジャパンカップ第1戦 美ら海チャレンジトライアスロン in 豊崎 優勝

4/6(日)にNTTトライアスロンジャパンカップ第1戦、美ら海チャレンジトライアスロンin豊崎に出場してきました。今シーズンのジャパンカップランキングの初戦です。6/1に行われるジュニアのアジア選手権の選考レースでもあります。
今回はスプリントの距離S:750m、B:20km(5周回)、R:5km(2周回)でした。

風は強かったのですが、空は快晴で気温も23度と暖かい中でのレースでした。
いつもより時間に余裕をもってウォーミングアップをはじめ、感覚も悪くなく、とてもリラックスしてスタートラインに立てました。

SWIM

ビーチスタート。逆三角形のシンプルなコース。スタートポジションは選択できたので、少し真ん中よりからスタートしました。がしかしそれが裏目に出てスタート直後にバトルに巻き込まれてしまい、200m時点で先頭から50mほど離されてしまいました。その状態のまま第1、2ブイを回りさらに先頭から離されていました。すごく焦っていたのですが状況をしっかり確認し、切り替えることができ、そこからすこしずつ追い上げ先頭から18秒後の13位でswimフィニッシュ。

BIKE

swimでなんとか第1集団の後ろにつけたので、トランジッションでさらに追い上げ、bikeはしっかりと第1集団で展開することができました。1周目に9人いた第1集団も3周目に入るころには自分を含め5人の集団になりました。
そこからの3周は周りの選手の息づかい、表情を常に確認しながらなるべく足を消費しないようなポジションをとることができ余裕をもてていました。
そのままレースはすすみ後続との差を広げながらbikeフィニッシュ。
トランジッションに先頭で入り、スムーズにトランジッションを終え、runへ。

RUN

runは先頭でトランジッションをでて、いけるところまでスタートダッシュ。この時点でrunの調子が良いことを確認でき、精神的に少し余裕ができました。
1周目の折り返しで3人の先頭集団になり何回か上げ下げはあったものの離されることなく2周目に。ここで山本選手に10秒のペナルティが課せられ、その隙に石塚選手と2人でスピードアップをし、抜きつ抜かれつ2周目の折り返し地点に到達。石塚選手の息がだいぶ上がっており、後ろから山本選手も追い上げてきていたのでここでロングスパートをかけることを決断しました。あとは自分を信じて前だけをみて、沿道から応援していただいた方々が後ろとの状況を伝えてくださったのでそのまま最後まで駆け抜けました。

優勝

スプリントでのたった1回ですが現在の日本のトップ3の1人にやっと勝つことができました。難しいことではないと思っていたのですが、それをなかなか実行することができていないのが今の若手の現状です。これをきっかけにどんどん若手の選手が活躍できるようになっていくのが日本のトライアスロン界には必要だと思います。ですが、今回の結果に浮かれることなくこれからのレース、トレーニングに励んでいきたいと思います。

応援ありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願い致します。

H26.4.9 前田凌輔


レース機材
・レースウェア asics
・スイムゴーグル VIEW Blade V120MR
・ヘルメット zerorh+ ZW
・バイク BMC TMR02(サポート)
・ホイール REYNOLDS ASSAULT SLG
・タイヤ Panasonic Panaracer CLOSER PLUS
・バイクシューズ LAKE(サポート)
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