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【アスリートレポート】前田凌輔選手
第11回日本スプリントトライアスロン選手権(2014/仙台) NTTジャパンカップ第5戦



7/6に行われたレースに参戦してきました。

前々日の金曜日は雨が降っていましたが、前日、当日は晴れと天候、コース状態は良好でした。身体のコンディションも良くスタート直前までとてもリラックスしてレースに挑めました。今回も4月のレースと同様S:750m、B:20km、R:5kmのスプリントディスタンスです。



スイム

ビーチスタート。

スタート前にしっかりと飛び出しの練習を行ったので、本番でもしっかり決まり、浮き上がってきたときには体1つ分抜け出すことができました。

しかし、そこで気を抜いてしまい後方からきた数人の選手と少しバトルになり、先頭から少し離されてしまいました。

そこからは気合を入れなおし5番手あたりの安定した位置でスイムフィニッシュ。


バイク(5kmのワンウェイ折り返し、10km×2周回)

トランジッションはスムーズにクリアして3番目でバイクスタート。

乗り始め2kmくらいで7人の集団を形成しましたが、その後すぐ落車があり5人の先頭集団で後方集団から逃げ切ることに。

1周目は5人で協力して回せていましたが、2周目に入り、2人の選手がいっぱいいっぱいの状態になり、ほぼ僕を含めた3人で回すことになってしまいました。

その3人で逃げればよかったのですが、やはりここは集団走の知識不足でした。

ラスト3kmあたりで1人逃げをしようと思っていたのですが、5人のメンバーを見て足を温存すれば表彰台にのることができると思いそのまま後続集団と約1分差でバイクフィニッシュ。


ラン(2.5km×2周回)

ランは足の故障でほぼトレーニングができていなかったのでぶっつけ本番でした。

ほぼ上りと下りしかないタフなコースでした。トランジッションを先頭で入り、ランスタートも先頭で飛び出し、その後はあとのことは考えずロンドンオリンピック代表の細田選手についていけるところまでついていきました。

何回か心が折れそうになりましたが、なんとか粘りきることができ3位でフィニッシュすることができました。

4月のレースが終わってから、足の治療に専念してきました。ランのトレーニングは全く積めず、スイムとバイクのみに重点をおいていたレースなので今回は3位というこの結果には自分でも驚いています。

バイクで2人の有力選手が落車したということもありますが、スイムとバイクに重点をおいていたにも関わらず、どちらとも積極的な攻めのレースをすることができませんでした。

今回で再びレースの感覚をつかむことができたのでそこは大事にしていきたいと思います。

前田 凌輔



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