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【アスリートレポート】今村圭孝選手
IRONMAN New Zealand 2016

開催日 2016年3月5日
場所 New Zealand TAUPO
距離 Swim 3.8km / Bike 180km / Run42.2km
TOTAL TIM 9:38:30
DIV RANK (35-39) 13
OVERALL RANK 67

【Swim】52:46

スイムのスタート位置は、一番インコースの最前列から最短ルートで泳ごうと決めていたので、スタート5分前に入水しスタート位置についた。
大砲の音とともに一斉にスイムスタート。
泳ぎだしは集団から抜けるためにスピードを上げて泳いだが、なかなか集団から抜けられない。前方を見ると一つ前に集団が形成されており、その後方20mの位置で二人の選手を含む3人で泳ぐことになった。スピードは自分のペースに近く苦しくもなく泳げていた。折り返しのブイを回ってからも3人で泳いでいると、前方にあった集団がすぐ前にあり徐々に差が詰まっていた。集団に追いついてからは集団の中で体力を温存しながら泳ぎ、スイムアップ。


【Bike】5:26:03

バイクはスタートして初めは町中を抜け、その後は比較的フラットな直線を折り返しまで進む。途中、放牧されている牛や羊が見えニュージーランドらしい景色が広がる。
直線コースで気を付けないといけないのが、マーシャル!!とにかく厳しい。ドラフティングではバイク間を12mあけなくては5分のペナルティがとられるので注意しなくてはいけない。バイク前半は大柄の外国人選手5、6人のパックでそれほどきついペースではなかったので、その流れで走っていた。しっかりジェルと水分をこまめに分けて摂り、サポートエリアではスポーツドリンク、水を補充した。
折り返してからまたタウポ湖に戻ってきたが、2013年の時のようなだるさはなく、体も調子がよかったのでこのままのペースでいけると思った。
90kmから100km地点くらいにサーキット場があり、そこはすこしだらだらとした登りが続く。ちょうどその上り坂が終わり折り返しの直線に入って淡々と進んでいたが、130km付近で急にペースが落ちてしまう。自分のカテゴリーはもちろん、そのほかの選手にも次々とパスされる。焦っても仕方がないので足が戻るのを待ちながらランに備え、補給やストレッチをしてやり過ごす。160kmくらいですこし足が戻ってきて、それほどいい感じではなかったがなんとかバイクフィニッシュ。
後半20kmは本当にきつく耐えるといった感じだった。又、バイク中は曇ったり晴れたりと天候が変わったが、オークリーのジョウブレーカーのおかげで広い視界を確保できた。


【Run】 3:14:07

ランスタートして時計が上手く作動してくれなかったので身体の感覚だけで走りはじめた。ランはじめは4’05”とかなり速く入っていたことに終わってから気づいた。ランコースは7kmを3往復するコースで、スタートして比較的フラットを走るが、すぐにアップダウンのある住宅街に入っていく。ここで時計が起動し、4’15”~20”を刻みながら走った。
ずっと舗装された道だったが、ZOOT SOLANA2の程よいクッションに助けられ快調に走ることができた。
この時間帯から日差しが強くなり、体感温度も徐々に上がってきたので、エイドではシューズが濡れないように水で体を冷やし、コーラを摂りつないでいった。同じカテゴリーの選手を次々とパスし、一つ一つ順位を上げていくが自分がどの位置で走っているのか全く分からない。
3往復目のラスト3km地点に来た時に両足のふくらはぎが攣り、足の指が曲がってしまい元に戻らない。ごまかしながら走ったがペースが落ちる一方で、何とかフィニッシュゲートにたどりついた。

準備万端ではなかったが、自信をもって挑んだだけに悔しい結果となってしまった。でも、確実に強くなれると確信でき、何が必要かも明確にわかったので、次レースに向けトレーニングしていきたい。

今村 圭孝


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