石川 弘樹

1975年生まれ。神奈川県出身。

幼少よりサッカーを始め、中学では読売ユースに所属し、東京都選抜や、高校では県立横浜旭高校サッカー部でインターハイを経験する。

体育会サッカー部での大学在学中に世界最高峰アドベンチャーレース“Raid Gauloises(レイドゴロワーズ)”を知り、自分に何か奮い立たせるものを感じ、「一生に一度は出場したい」という挑戦を決意する。

そこからあらゆるアウトドアスポーツを始め、競技にも参加し、社会人になって2年目、1999年SALOMON・X-Adventure(国内初開催のアドベンチャーレース)に出場。海外レースをメインとした日本を代表するアドベンチャーレーシングチーム“EAST WIND”の門をたたき、チームの一員となる。

その後、セミプロとして国際レースへ積極的に参戦する。2000年“Raid Gauloises(レイドゴロワーズ)”ヒマラヤ大会<チベット、ネパール:走行距離870キロ、8日間ほぼ不眠不休でゴール>出場を果たす。同年マレーシアで行われたEco Challenge(ボルネオ大会:540キロ、9日間でゴール)にも参戦。1999年、2000年、2001年とアドベンチャーレースを中心に活動(ヨーロッパを中心にアドベンチャーレースのワールドカップなども転戦)をした。

2001年以降は数多くある種目の中で最も得意とするトレイルランニングをメインに、パーソナルに企業からのサポートを受け、日本で初めてプロ・トレイルランナーとして活動を開始。

まずはトレイルランニング先進国・アメリカでの大会montrail Ultra Cup(トレイルランニングのシリーズ戦)参戦。アメリカでのシリーズ戦、日本人初参戦となり、アメリカでのトレイルランニングチーム・montrailウルトラランニングチームのメンバーとしても唯一の日本人となった。

2003年ウルトラカップはランキング年間総合5位につけた。また国内最高峰の山岳耐久レースの日本山岳耐久レース(24時間以内71.5キロ)では大会新記録で2002年、2003年と2連覇を行う。

2004年はThe Rocky Mountain Slam(アメリカ・ロッキー山脈で行われる過酷なタイトル戦)に挑戦し、全米でわずか3名だけであった獲得者の1名となる。

2005年は欧州で行われる最も過酷とされ、現在、日本でもっともポピュラーな海外レース「ツール・ド・モンブラン」へ日本人初出場を行う。また日本各地で行うトレイルランニング普及活動は2002年より開始して今日までに集まった数は数千名を超える。

2007年、全米で行われるタイトル戦「Grand Slam of Ultra Running」に挑戦。総合1位(歴代8位)で獲得。北米、欧州を始め、アジア、南米、アフリカなどのレースやフィールドを走り、世界中のトレイルランニングの世界に日本人の足跡を残す。

現在はアスリートとしても海外のレースを中心に参戦するとともに、日本各地でのイベント講師・講演と全国でのレースプロデュースに力を注いでいる。


レースプロデュース
北九州・平尾台トレイルランニングレース17/40km
仙台・泉が岳アウトドアスポーツ30km
信越五岳トレイルランニングレース110km
斑尾高原トレイルランニングレース15/50km
武田の杜トレイルランニングレース30km
奥三河パワートレイル70㎞
ほか
 
主な功績
2002年/2003年 日本山岳耐久レース(長谷川恒男カップ) 優勝(2連覇)
2007年 Rocky Mountain Slam総合優勝
Grand Slam of Ultrarunning総合優勝
2016年 東海自然歩道FKT 完走・最速走破記録樹立(1,070km/17日間10時間18分)
 
著書
「トレイルランニングを楽しむ」(地球丸刊)
DVD「From The Trails」(woodhouse Studio)制作
ほか

株式会社TRAIL WORKS 代表
株式会社BEACH TOWN 顧問
一般社団法人アウトドアフィットネス協会 理事
新潟県妙高市 顧問

(資料:石川弘樹オフィシャルウェブサイト)






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